遠州森町の小國神社で抹茶パフェを食べました

 年も変わり2019年になりました。

 もう3月です。もう3月です。早すぎる!

 

 先月の終わりに、遠州は森町にある小國神社に行きました。

 ぽかぽか陽気で梅が咲いていましたよ。

 

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 こんな感じ。

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 駐車場のすみっこに咲いていました。

 

 今回小國神社に来た理由はただ一つ。この神社の鳥居の横にあることまち横丁に行ってみたかったのです。いくつかのお土産屋さんと飲食店が集まったお楽しみスペースで、お参りついでに気軽によれるのが嬉しいですね。私は横丁ついでにお参りしました。

 

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 映りこんだ知らない人を消しています。

 

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 映りこんだベンチに座って中良さそうに何かを食べている知らないカップルを消しています。嫉妬じゃないよ。

 

 ホームページで見ると一つ一つお店も広そうで期待していたのですが、実際は私が思っていたより小ぢんまりとしていました。でも人もまあまあいて賑わっていました。私は昔客は私と知らないカップル一組だけじゃないだろうかという日に日光江戸村に行ったことがあり、めちゃくちゃ気まずい思いをしたことがあります。

 あのトラウマが蘇るので賑わっているとホッとします。何の話だ。

 

f:id:odekakefu:20190307090456j:plain  上のお茶屋さんの反対側から。フードコートみたいになっています。

 

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 食べるスペースも綺麗でいっぱいあります。

 

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 券売機制です。神社とパスタの組み合わせは新しいですね。

 この日はぽかぽかといってもまだ二月なのでパフェを注文するのに少し迷いましたが思い切って注文。というかこれを食いに高速に乗ってはるばる来たのだ。

 

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 夢小路の抹茶パフェ680円。可愛い~。かわいい~。こんなお盆に乗せてくれるとは思わなかったので嬉しいです。白やピンクの小さい丸はあられ。大きい白い丸は白玉。鳥居のイラストが描かれた茶色い丸はゴーフルみたいなものだったと思います。真ん中の抹茶アイスの右にいる緑はわらび餅。下にはコーンフレークと抹茶寒天?ゼリー?と白い寒天、そしてまたあられが入っています。

 はっきり言うとステータス見た目全振りです。へへへ。(※個人の感想です。)

 下段がとにかく甘くない。味がない。全部食べましたけれど、もうこのパフェは思い出の引き出しにしまいます。

 

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 おいりの恋ソフト400円。可愛い~。一口貰って食べましたがこちらもステ見た目全振りなり。(※個人の感想です。)

 

 お腹いっぱいになったので、小國神社を参拝します。

 

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 鳥居をくぐって拝殿までまっすぐの道が続きます。

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 途中にある池。鯉がいました。

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 予想外に戦国要素がありました!唐突の家康登場でテンションもあがります。座れば家康と間接お尻し放題です。

 お賽銭があやかりたいという人の気持ちを表していますね。

 

 

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 到着~。神社にしきつめられている石を踏む音っていいですよね。
 しっかりお参りして帰りました。

 

 

 

 

新居海釣公園に行ったら猫がいた


 静岡県湖西市新居町にある釣りスポットに行ってきました。

 この日はとても風が強い日でしたが、たくさんの釣り人で賑わっていました。

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 写真の場所は賑わっていないけれども、ほかの場所は賑わってるんです。ほんとだよ。

 写真の白い柵があるところで釣りをします。手前の黒い柵のところでも釣りをしている人もいます。

 

 ここはちょうど浜名湖と海がつながる場所、今切口と呼ばれる場所にあります。

 浜名湖って海と繋がっていたんですね~。

 

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 奥の釣り場に沢山人がいます。風がとてもつよく、体感温度がかなり低いので皆さんダウンなどを着て対策されています。

 この場所の名前は新井海釣公園です。あらいうみづりこうえんです。私はずっとあらいかいちょうこうえんだと思っていました。違った。

 

 浜名湖には弁天島という島があるのですが、そこに大きな鳥居が立っています。この公園からその鳥居も見えます。遠いけどね。

 

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 駐車場も十分あるので安心です。駐車券制度ですが、30分以内なら無料です。

 

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 釣り場から海の方に視線を向けると、浜名大橋と呼ばれる大きな橋が見えます。浜名バイパスの一部です。かっこいい!

 ちなみに浜名湖側を見ると遠くに新幹線や東海道線なんかも見えたような気がします。

 

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 こんな張り紙があるってことは伊勢海老が釣れるのでしょうか。

 

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 注意しましょう。

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 注意できなかった人が落ちる水面はこんな色をしています。綺麗ですね。

 

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 マアジも釣れるのかな? こんな風に釣れるであろう魚のイラストがところどころにあります。

 

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 近づいても逃げない!

 

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 こっちも!

 

 もうおわかりかと思いますが、私は釣りが趣味ではありません。なので釣れる魚だとか潮流だとか全くわかりません。この場所は景色が良くて気持ちがいいので散歩に行くだけなのです。天気が良い日は本当に気持ちがいいですので、私みたいに釣りをしない人にもおすすめ。

 

 

 

頭陀寺(ずだじ)とかいう字面も響きも強そうな場所に行った

 今回は浜松駅から結構近い、南区にある頭陀寺(ずだじ)に行きました。

 ずだじ。頭陀寺。ズダジ。強そう。ゴエモンのゲームに出てきそう。字面で言ったら躑躅ヶ崎館と引けを取らない感じ。

 

 ラストダンジョン感あふれるネーミングですがいたって普通の町です。頭陀寺というお寺があり、そこら一帯が頭陀寺町です。

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 頭陀寺はこちら。

 

 大通りに面する幸楽苑の裏に頭陀寺はあります。ラーメンのいい匂いを嗅ぎつつ裏通りに行きましょう。

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 駐車場もあります。写真右の家の影になっている場所に数台停められ、更に奥に広い駐車場もあります。

 

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 日の光が強すぎて見えないですが駐輪場もあります。

 

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 頭陀寺入口。

 頭陀寺は飛鳥時代に建立されたお寺で、その目の前には松下之綱のお屋敷がありました。お寺とお屋敷を合わせて頭陀寺城と呼ばれています。

 今川の家臣だった松下之綱のお屋敷には、あの!木下藤吉郎が!三年間奉公に出ていました。テンション上がってくる~。

 

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 一歩入るとこんな感じです。私が行ったときは誰もいませんでしたので、この綺麗なお寺をゆっくり見られてとてもよかったです。写真の左側には資料館や御朱印などの受付があります。

 最初にお参りしようか迷いましたが、とりあえず目当ての像に向かうことにしました。

 像は本堂の裏手にあります。

 

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 これこれ。

 座っている右から、井伊直政徳川家康豊臣秀吉です。子供時代の銅像かわいい。

 

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 井伊直政君14歳。

 

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 徳川家康君。これを見ていた時は鳩もってるなぁと思っていましたが鳩にしてはデカすぎる。タカかワシかな。

 

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 そして豊臣秀吉君14歳。何持ってるのでしょうか。瓢箪?

 

 この日写真を撮っているスマホの調子がすこぶる悪く、家康の写真を撮るたびに保存されずにカメラアプリが強制終了するのを繰り返していました。絶対撮って帰るぞと連写したりシャッターボタンを連打したり優しく押したりした結果、最終的に20枚くらい家康の写真を保存することに成功。

 もしも竹千代のストーカーみたいで気持ち悪いスマホが落ちていたら私のです。どうぞよろしく。

 

 さて、本堂にもどってお参りした後は、このお寺の門前にあったという松下氏の屋敷跡に向かいます。150mほど先なので余裕で歩いて行けます。

 

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150m歩いて振り返ったところ。奥の三角屋根が頭陀寺です。

 

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(移りこんでいる人を消しています)

 

 お屋敷跡は公園になっています。入口に松下屋敷跡の看板と公衆電話があります。この写真を撮っているとき、公衆電話に全く気が付きませんでした。私の認識能力がやばいのでしょうか。それとも電話ボックスのステルス性能が高すぎるのでしょうか。

 

 公園の中に、大きな石碑があります。

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 ブランコの横に唐突にあります。お墓にも見えるけど違います。

 

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 松下嘉兵衛屋敷跡と刻まれています。嘉兵衛は、之綱のことです。ここで秀吉は3年間之綱に仕えていました。さっきの瓢箪を持った秀吉君14歳がここら辺をうろちょろしてたんですね。

 どうでもいいことですがこの公園の横にはかっぱ寿司があります。お屋敷はかっぱ寿司の方まで広がっていたようですが、お昼ご飯に幸楽苑かっぱ寿司でどちらにするか迷いますね。(この日のお昼は結局スパゲティにしました)

 

 頭陀寺、松下屋敷跡を見学した後は、もう一か所秀吉ゆかりの場所へ向かいます。大通りを挟みますが、こちらもすぐそこ、歩いて行けます。

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 頭陀寺にあったマップ。これの4番、鎌研池に向かいます。

 

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 大通りを渡り、ガソリンスタンドの裏にあります。写真中央でひょっこり顔を出している大きな木が目印です。

 

 

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 ガソリンスタンドから聞こえてくるラジオを聴きながら見学します。

 

f:id:odekakefu:20181127171618j:plain 鎌研池とは、松下氏に奉公中の秀吉が、馬の餌の草を刈るためにこの場所で鎌を研ぎ、池のそばに生えている葦で試し切りをしました! という場所です。

 

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 池はからっぽでした。

 

 秀吉が葦の片方の葉っぱだけを切った為に、その後ここに生えてくる葦はなぜか片方しか葉っぱがないという話が、遠州七不思議にあるそうです。

 そして更に、秀吉が落ちている松葉で手裏剣の練習をしていた可愛いエピソードの場所もここです。池にいためだかの目を狙って練習した秀吉少年はとうとう成功し、めだかの目が片方潰れてしまいます。それ以来この池では片目がつぶれためだかが見られるようになった、という言い伝えがあるそうです。

 

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 全部池の横にあるこの説明板の受け売りです。

 

 しかし上にある頭陀寺のマップではめだかのエピソードは別の場所にあるようですし、どちらが本当かは私にはわかりません。藤吉郎のやんちゃエピソードでほっこりして、あまり深く考えないようにしましょう。

 

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 池の横には小さな社がありました。

 

 単純に私が秀吉好きだからかもしれませんが、頭陀寺探検はなかなか面白かったです。どの場所もだれ一人としていませんでしたので、それは少し寂しい感じもしましたが、直虎ののぼりがところどころに立っていましたので、大河が放送されていた時はもっと賑わっていたかもしれませんね。というか大河に合わせて整備しました感がすごい伝わってきました。看板や説明板もやたら新しかったし、頭陀寺の銅像なんかも2017年に出来たようです。大河祭のあと。ですがそのおかげで私みたいな詳しくない人も楽しめるようになっていますし、今なら人も少なくゆっくり見て回れるので!おすすめ!です。

 

 

 

佐鳴湖は一周すると疲れる

 浜松市西区にある佐鳴湖に行きました。

 佐鳴湖はJR浜松駅から5キロほど西に行ったところにあります。

 一周約6キロあり、地元の人に人気のスポットです。

 

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 佐鳴湖をぐるっと囲むように遊歩道が整備されていて、たくさんの健康志向の方がウォーキングやランニングをしています。この日はあいにくの曇天で降水確率30パーセントでしたがそれでも歩いている人は沢山いました。私も歩きます。

 

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 どんより。ここからスタートします。ここは上のマップでいうと右下あたりです。漕艇場があり、部活の時間は学生が沢山います。釣りをしている人もこの辺りが一番多いです。写真にある階段状の場所で釣りをしている人をよく見かけます。

 さて、今回は反時計回りに一周します。別にどちら周りでもよかったのですが、ちょうどランニングしている方が反時計回りだったので私もつられてしまいました。

 

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 漕艇場からすぐの遊歩道です。左に佐鳴湖があります。綺麗に整備されていて、晴れている日はレジャーシートを広げてピクニックしている人もいます。

 

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 手前の砂利道が遊歩道です。矢印の場所がスタート地点の漕艇場です。ここら辺ではまだまだ元気でウッキウキで歩いています。

 

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 こういう道を、

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 どんどん歩いていきます。

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 歩いていると唐突に開け、インドカレー屋さんとその隣にカフェがあります。カレーのいい香りにつられて入りそうになりましたが、我慢我慢。

 ここら辺は少しわかりずらいですが、このカレー屋さんに沿って曲がるのが正解です。住宅が何軒かある中をまっすぐ行くと園路の案内があります。昼間なら誰かしら歩いているので迷ったらついていきましょう。ここら辺で迷っている人をたまに見かけます。私も最初迷いました。

 貸しボート屋さんの脇をすりぬけて、どんどん歩いていきます。

 

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 公園もあります。この公園で大体半分歩いたことになります。ここら辺までくると、歩いて一周していることを若干後悔しましたが、もう戻っても進んでも歩く距離は変わらないので進みます。疲れた。

 

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 残り半分は車が通れるようになっています。最初のマップでいう下半分ですね。途中途中に駐車場があり、車はこのジグザグの道を譲りあいながら走っています。この写真の右部分に、砂利道の歩行者用通路がありますが、舗装されたこの道を歩いている人も多いです。私もこの道を歩きました。

 

 

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 鴨が池に浮かんでいました。あ、鴨だ! と思ってカメラを片手に近づくと遠ざかっていかれました。なんか傷つきました。

 佐鳴湖は鳥の楽園でもあり、冬になるとよくオオバンが集団で芝生をつついているのを見かけます。すっごくカワイイです。ちなみにオオバンもわーいと近づくと蜘蛛の子を散らすように離れていきます。野鳥だから当たり前なんですが、あの悲しい気持ちは冬になって彼ら(オオバン)を見るたびに思い出されます。

 

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 どこかにあった野鳥一覧。オオバンが載っていない…

 

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 なんかよくわかりませんが案山子がありました。

 

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 そして唐突のゴールです。(写真使いまわし)

 一周した感想は疲れたの一言です。時間は1時間と少しでした。こうやって一周するたびに、もう佐鳴湖は来なくていいや、と思うのですが、晴れて気持ちのいい日なんかはウキウキのテンションにまかせてまたここに来てしまいます。そして半分くらいで疲れて後悔するの繰り返しです。

 佐鳴湖を一周してわかったこと

  ・どんぐりが落ちている

  ・松ぼっくりが落ちている(まだ小さい)

  ・ところどころに駐車場があり、駐車場があるところにはトイレもある

  ・東屋がたまにある

 

 鳥が好きな人と、自然を満喫したい人におすすめです。 



 

 

三方ヶ原古戦場に行ってきた

 思い付きで浜松市にある三方ヶ原古戦場へ行ってきました。三方ヶ原古戦場は、武田信玄率いる25,000の軍勢と徳川・織田連合軍8000が戦った場所です。結果は信玄の圧勝、負けた家康は命からがら浜松城へ逃げ帰ります。歴史に疎い人でも「三方ヶ原の戦い」という言葉は一回は聞いたことがあると思います。そんなに有名な戦いの場所なのに! 行ったらがっかりするスポットでした。

 

 朝の10時に家を出て古戦場へ向かいます。この日は運動を兼ねて自転車で行くことにしました。私の家からだと1時間くらいで古戦場に行けます。

 途中航空自衛隊浜松基地を通り、北上します。基地に近づくにつれ、低空をヘリや練習機が爆音で飛んでいてもはや航空ショー状態です。私は嬉しくてガン見しましたが近くのビニールハウスで作業しているおじさんは見向きもしていませんでした。慣れってすごいね。

 

 三方原に近づくにつれ大根畑が目立ってきました。三方原大根は有名だと思います。大根工場の前を通ったらたくあんの匂いがしました。朝ごはんを食べてなかったのでそそられた~。

 他にはお茶畑、みかんの無人販売所などがありました。そんな中はあはあ言いながら一人自転車をこいでいきます。車がビュンビュン横を過ぎていく中、住宅、パチンコ店、ガソリンスタンド、本屋などを通り過ぎると、唐突に古戦場はありました。

 

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入口にある看板。

 

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古戦場の碑。

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碑の横の読めない石板。

 『元亀三年(一五七二年)一二月二十二日、徳川家康武田信玄の上洛を阻止せんと、武田軍およそ二万五千の兵力に対し徳川軍は、およそ一万一千の兵力を以って戦いを挑み、戦闘約二時間といわれるも、結果は大敗に終わった。これが三方原合戦である。戦いが展開されたのは、この三方原台地であるがそのところは定かではない。われわれは、この三方原の一角に、この碑を建てその歴史の場を永く後世に伝えようとするものである。

 昭和五十九年七月吉日 三方原歴史文化保存会』

って書いてあります。多分。

 

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碑のすぐ横は駐車場。

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その奥にグラウンド。

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墓園。

 

これだけ。これだけですよ! 古戦場は墓園になっていました。墓園の入口に申し訳程度に碑が立ってるだけ。一時間かけて行ったのにな~。

 浜松ゆかりの家康が負けた戦いだからこんなものなのでしょうか? せっかく震信玄と家康という有名どころがぶつかってるのだから両者の石像くらいあってもいいのにと思います。

 

 気を取り直して、この場所から割と近くの祝田の坂へ向かいます。

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 祝田と書いてほうだと読みます。武田軍がこの坂を下ったところを徳川軍は狙っていました。でも無理でした、的な坂です。

 この看板があるところはただの交差点なので、駐車場も何もありませんのでご注意ください。ここから坂を下っていきます。

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 看板からすぐの道路。写真奥に向かって行きます。この場所はまだ坂って感じはしません。ここから更にいくと、ただの住宅地を通ることになります。平和な道を進むと、舗装されていない道に続きます。正直に言うと、舗装されていない道は私は行きませんでした! 人んちの敷地のようにも見えて勇気が出なかったです。コケコッコ。

 

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 並走する車がビュンビュン通る道に戻り、坂を下ります。それだけでも結構な傾斜があるのがわかります。ぴゅーと下ると、上の写真の場所があります。祝田坂の出口です。もう山道でしょこれ。近くで犬がわんわん吠えているので、不審者よろしく写真に収めてさっさと退散しました。坂を上り、古戦場へ戻ります。

 

 お目当ては古戦場の目の前にあるここ。

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 JAの直売所。歴史の話はもう終わり。

 今の時期、早生のみかんが大量に並んでいます。安いのだと6個で150円。普通の値段だと10個で230円位でしょうか。とにかく安いです。果物はほかに柿が豊富にありました。もちろん野菜も豊富にあります。すべてに生産者の名前が入っているのも安心ですね。他にはここらでとれたお茶や地酒もありました。三方原古戦場の目の前なので、行ったらこちらも是非。

 

 

 

華咲の湯とウェルシーズン浜名湖を満喫

 平日の休みを利用して浜松にある華咲の湯とウェルシーズン浜名湖のランチバイキングを楽しんできました。

 華咲の湯は日帰り温泉施設で、ホテルウェルシーズン浜名湖の隣にあります。更にウェルシーズン浜名湖浜名湖パルパルという小さな遊園地の隣にあり、ホテルから直通の通路で遊園地に行くことが出来ます。これらすべての施設は浜松を牛耳ってると言っても過言ではない(と私が勝手に思っている)遠州鉄道が運営しています。浜松人は遠州鉄道に乗り、えんてつ百貨店で洋服を買って遠鉄ストアで食べ物を買います。遠鉄尽くめ。そして遠鉄カードにポイントを貯めて、その貯まったポイントで華咲の湯に入り、ストレス解消して遠鉄バスで帰ります。遠鉄に支配されてる。家康と遠鉄で覇権争いしそうな勢い。でも休日はスズキの車でイオンに行くんだよ。

 

 そんな話はさておき、華咲の湯の利用料とウェルシーズン浜名湖でのランチバイキングはセット券があり、そっちの方が若干お安くなっています。また休日より平日の方が安く利用できます。500円位差があるので平日がおすすめ。

 ランチバイキングは二部制になっているので、私は事前予約で1部の11:15~12:45を選択しました。2部は13:00~14:30です。

 

 

 

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 華咲の湯には10時に着きました。

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 駐車場から見える浜名湖パルパルの観覧車。

 

 駐車場はまだガラガラでした。受付を済ませて、浴衣とロッカーキー、タオルが入ったバッグをもらいます。ロッカーで浴衣に着替えてひとっぷろ、と行きたいところですが、卓球台を見つけたので遊ぶことに。1回20分程度で利用してくださいという張り紙があり、台帳に名前を書くだけで勝手に遊んでいいようになっていました。卓球台は2台あり、スロットなどのゲームと同じ部屋に置かれています。ぴったり20分利用しましたがその間誰もこの部屋には来ませんでしたので、人目を気にすることなく大はしゃぎできました。

 卓球で汗を流したら、ようやくお風呂に向かいます。この華咲の湯にはお風呂に入るところが男女それぞれ二か所ずつあります。それぞれ離れていてロッカーも別にあります。つまり総合ロッカーに荷物を置いて浴衣に着替え、更に各々の入浴場所のロッカーで浴衣を脱いで入る、という仕組みになっています。最初はロッカーからロッカーにはしごすることになります。

 何を言っているのかわからないかもしれませんが私もわからないのでご安心ください。

 最初は桧香の湯に入りました。こちらは和風の作りになっていて、内湯と露天とサウナがあります。露天風呂に誰もいなかったので独り占めで入ることが出来ました。目を閉じて水の音を聞きながら入る露天風呂は最高!ずっと入っていられるぬるめのお湯なのもよきかな。ですが卓球のせいでお昼ご飯の時間がすぐなので早々に出ました。

 

 バイキング会場へは華咲の湯をいったん出てウェルシーズン浜名湖へ行くことになります。外出用のサンダルを履けばバイキング後も華咲の湯に再入場できます。

 

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 全種類制覇しようとして少しずつ持ってくるの図(ピンぼけ)

 天ぷらやステーキ、浜松餃子、ピザなどはライブキッチンで出来立てが食べられます。その他にも和洋中のおかずにカレーや松茸ご飯、海鮮丼、うどんなど一通りありました。

 

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 スイーツは10月ということでハロウィン仕様でした。右下の栗味のタルトがめちゃくちゃ美味しくて3個も食べた。写真にはありませんがほうじ茶味の大福があり、渋みを感じるくらいしっかりお茶の香りがしてこれも気に入りました。他にもたくさんあったけど食べるのに夢中で写真を忘れました。

 飲み物もコーラなどのジュースからティーバッグのお茶、珈琲など一通り揃っています。係の人もいいタイミングでお皿を下げてくれて親切でした。

 

 ご飯を食べた後はまた華咲の湯に戻り、畳敷きの休憩スペースで休憩。漫画が沢山あって時間を忘れて読みました。ハンターハンター。面白い。ここは漫画の種類がかなり充実していて、本棚の横にはリクエストを受け付ける紙までありました。HPによると5000冊以上あるようです。漫画喫茶か。

 

 王位継承編が難しくて頭が疲れたのでお風呂に入ります。

 さっき入ったところとは別、今度はダイダラボッチの湯に入ります。こちらは少し洋風な感じがしました。寝湯や半身浴用の湯、ボコボコ泡立ってるお湯などがありました。私は普通の露天に入ってぼーっと過ごしました。

 

 こうして華咲の湯をしゃぶりつくした後、せっかくなので浜名湖へ。

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 ひろーい。

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 お風呂も入ってたらふくごはんも食べていい景色見て充実した一日になりました。

 

 

 

掛川城は見ごたえあります その2

 前回の続きです。(前回はこちら

 掛川城の急な階段を頑張って降りた後は、御殿へ向かいます。この御殿は、天守のチケットで入ることができます。天守に続いてここでも靴を脱くので、着脱しやすい靴を履いていくことをお勧めします。

 

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この御殿は1861年に再建され、学校や市庁舎などとして利用されてきたそうです。

畳張りで歩いていて気持ちがいいです。

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中庭もあります。

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掛川城もばっちり見えます。

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ところどころに展示物もありますが、そんなに広くないのでさくっと見て回りました。

それにしても、こういう建物内に入ると、もしここに住むならこの部屋を自分の部屋にしようとか考えてしまうのは私だけでしょうか。身分が低い人用の薄暗い部屋を趣味の部屋にして、この偉い人用の部屋は寝室!とか考えるだけでも楽しいです。

 

 掛川城を後にして、そのまま今度は川根温泉まで行きます。トーマスSLで有名な大井川鉄道の線路沿いを北上すると、道の駅川根温泉があります。この道の駅は、駅名通り温泉施設があり、SLを眺めながら入ることが出来る露天風呂があることで有名です。(知らなかった)私は温泉には入らず、ここの食堂で昼食をとりました。

 

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左:柚子の香きのこそば 右:天ぷらそば どんだけそば食うんだよ

 

 なるとがキュート。ちなみにこのおそば、ボリュームも凄くて1.5人分くらいはあるように感じました。左端に見切れているのはセルフのお茶で、川根茶が飲めるようになっています。ごちそうさまでした。

 

 食後は売店でみかんとしいたけを買って帰りました。

 今回久しぶりにお城を観光したら、戦国時代にはまっていた頃の気持ちを少しだけ取り戻しました。なのでとりあえず

 竹中半兵衛-秀吉の天下獲りを熱望した名補佐役-/三宅幸太郎

 密謀(上)/藤沢周平

を買ってきました。お風呂で読むぞ。